現場監督が読書しながら執筆する『一日半歩』

現役現場監督。設計も施工も、現場の第一線で日々奮闘中です。家族とアメフトに情熱を注ぎ、メモと読書を自分のものにする。何気ない日常の出来事を、一つのストーリーとしてアウトプットする。そんな発信の場をつくっていきます!

呼吸、当たり前の習慣

 

 

呼吸を感じる。

 

 

外の空気を大きく吸い込む。

それが喉を通り肺に入り、お腹の下辺りまでたまる。

体の隅々まで血管をめぐり、体中行き届いていく感覚。

 

そして、少しずつ外へと吐き出していく。

ゆっくり、ゆっくりと、

出ていく空気を感じながら、

体内の空気を空にしていく。

 

吐ききったとところでまた大きく吸い込む。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

呼吸することを深く意識したことはない。

物心ついた時から呼吸の仕方を知っている。

教えられたわけではない。

吸って吐いて吸って吐いて、

毎日繰り返している。

 

呼吸は平均で1分間に15~20回、

一日にしておよそ3万回前後にもなるそうです。

 

 

習慣として、意識して呼吸している人はいるだろうか。

生まれた時か人間の本能として、

当然のようにする習慣として、何も疑問に思うことなく、

毎日呼吸を繰り返している。

 

起きている時も、運動するときも、

寝ている時も、自分の意識がないところで呼吸を繰り返す。

 

とても密な関係にある人間と呼吸。

生きるために自然に身についた習慣。

 

 

 

 

 

 

 

 

小学生のころ、夏休みには必ずラジオ体操があった。

朝早くまだ眠い時間、親につれられ広場へ行き、

近所の子供たちとともに体操していたのを覚えている。

毎日来た証にスタンプカードに判を押してもらい、

そのスタンプカードを埋めるために頑張っていたかもしれません。

 

現場の朝礼でも必ずラジオ体操をします。

それは一日の始まり、事故無く作業を終えるために、

朝一の体を起こすための運動。

私は前に立ち、もちろん全力で体操しています!

 

 

 

ラジオ体操は、実はとても深く考えられたプログラムになっており、

朝一の運動、体を起こすのに最適ともいえる。

 

 

 

その締めともいえるのが深呼吸

深く吸って吐くことで、なんだか心が落ち着くような気がして。

そんな感覚がとても好きだった。

 

特に冬場の冷たい空気を大きく吸ったとき、

体の隅々まで染み渡るような感覚さえした。

それが体を起こす合図だったり、

今から作業に入るぞという自分の一日のスタートになっていたのかもしれません。

 

 

呼吸は体を整えてくれる。

そして、心まで整えることができる。

 

最近話題に上がる「瞑想」についても、

「呼吸を整え、心を整えて、今を感じる」

ことの大切さから来ているように思います。

 

私も朝と夜は5分の瞑想を少しずつ取り入れるようにしました。

なぜなら「瞑想」というのは、「心の筋トレ」といっても過言ではないぐらい、

自分自身の心、マインドを整え鍛えることができる大事ツールの一つ、

そんな感覚があったからです。

 

記事で見た、本で見た、偉人がやっていた、

それの真似事にすぎないのかもしれません。

しかし、

「なぜやるのか」の部分を深く学んでいった時、

これは自分自身に取り入れるべきものだなと直感的に感じました。

 

実践してみて、自分が体験したことこそが信用できるものであり、

今は自分の中でどんな形で取り入れるのがいいか試行錯誤しています。

 

 

 

呼吸を通じて、心と体をつなげる。

感情や感覚も消えて、全て受け入れることができる無の状態。

 

それこそが、たどり着きたい領域ですね。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

人間も、世の中も常に変化している。

ありとあらゆるものは変化を続けており、

一瞬たりとも同じ状態を保ってはいない。

 

変化に柔軟に対応すること、

自分自身が変わり続けることが求められ。

そんな世の中だからこそ、

全てを受け入れることができる「心」を学びたい。

それを実践したいと思いました。

 

一日半歩ずつでも、足を止めずに進んでいこうと思います。

 

 

 

 

 

 

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空気を感じる、呼吸を感じる、自分自身の意識を感じる。

 

 

 

 

 

 

よし、今日もやっていきましょうか!

 

good luck, have fun.(それでは、今日も楽しんで)

 

 

 

 

やってみてから考えるべし↓↓↓

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