現場監督が読書しながら執筆する『一日半歩』

現役現場監督。設計も施工も、現場の第一線で日々奮闘中です。家族とアメフトに情熱を注ぎ、メモと読書を自分のものにする。何気ない日常の出来事を、一つのストーリーとしてアウトプットする。そんな発信の場をつくっていきます!

スパークする、脳内

 

 

「閃きは偶然ではない、起こるべくして起こっている」

 

 

 

アイデアが頭の中にふと浮かんだとき、

脳内で何かがはじけたようにスパークする。

 

解放される、何かがあふれ出てくるような感覚。

 

言葉では表現できないような、

ドバァッと言わんばかりの感覚。

 

それは、

とても気持ちのいい感覚でもあり、

清々しささえも残る。

 

 

 

 

閃いた瞬間の脳内というのは、

頭がスパークして解放感にとらわれ、無限に広がっていくような感覚。

 

この時、私は脳は覚醒状態に入っていると考えている。

これについて根拠はないが、

自分の実感、体感によるもの。

何かいいアイデアを閃いたり、解決の道筋が見えた時、

目の前がブワッ!っと光が差し道が開ける。

一つの閃きが起こることによって、その先、その次のつながり、

思考すればするほど、アイデアが深まっていく感覚がある。

 

 

 

「そうしたら、こんなこともできるんじゃないか」

 

「これと一緒にしたら、もっとおもしろいことになるんじゃないか」

 

「逆にこんな角度から見てみたらどうだろう」

 

 

 

一つの閃きから、無数に枝分かれしていく。

多方面への展開が脳内にずらずらと浮かび上がり、

どんどんイメージは深まっていったり、

何かと何かが結合したり、

こうすればもっとおもしろいという、

次のパターンがどんどん頭に流れ込んでくる。

 

まさに脳内のゴールデンタイムと言えるだろう。

 

 

 

私の場合はイメージとが頭に浮かんだものは全て言語化するようにしている。

それは紙とペンだったり、スマホだったり、野帳だったり。

ただ、閃きのタイミングとして一番多いのは、

やはり通勤、帰り道のどちらかが圧倒的に多い。

これは脳がインプットをやめている、ぼーっとしている時ともいえる。

アイデアが浮かびやすい3Bと呼ばれるものに当てはまる。

(3B:bath,bus,bedのこと。風呂の中、通勤中、布団の中)

 

そんな時は浮かんだ言葉をひたすらスマホでメモしている。

本当に便利な時代になったもんだ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

閃いた瞬間というは、とても気持ちがいい。

脳内がどうにかなってしまいそうだ。

 

しかし、重要なことは閃くこと、新しいアイデアを思いつくことではない。

アイデアを思い付いた状態というのは、

言わば脳内の中で覚醒して根がどんどん伸びていっている状態。

土の中を分け入って、アイデアの深みが増幅している時です。

 

広大な土の中にしっかり根を張っている、

ぐんぐん伸びていくかもしれないが、芽は出ない。

上物はいつまで立っても伸びないで、日光も水も浴びても育たない。

誰にも見えない土の中で根を張り巡らし、

誰の目に止まるわけでもなく枯れていく。

 

情報、そしてアイデアというのは、

頭の中にしまっていても意味はないし、発信しなければ価値は出ない。

 

人の目に触れる、市場に出てきて評価があり、成長がある。

土の中でいくら育っていても、上物は枯れていく一方でした。

 

この状態は自己満足であり、自尊の欲求を満たすのみに過ぎず、

ここで満足してはただの「自己満足野郎」止まりなわけです。

 

 

 

ただの自己満足で終わりたくないというなら、

吐くしかない。吐き出せ。

 

 

 

脳内にある情報に一切の価値はないし、もしそれを、

 

「あーそれ頭の中で思いついてたのに」

 

なんて、ダサい言い訳してまうのなら、それ以上の成長はない。

 

 

 

 

 

閃いた瞬間、自分は天才なんじゃないかと思う時がある。

私自身も経験があります笑笑

 

こんなアイデア思いつくの自分しかいないな。

これまじでやったらやべーぞ、、、、

なんて頭の中で思い浮かべてたり。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

今頭の中でスパークしたそのアイデア、閃いた立派なそのアイデアも、

おそらく、既に多くの人が頭の中にあること、

あるいは、すでに行動を起こされてことです。

自分が一番最初に思いついた、と、思っているうちには、

既に二番煎じ、三番煎じ、十番煎じぐらいにはなっているのでしょう。

 

「アイデア」そのものには、その程度の価値しかないと思います。

 

そのアイデアを思いついた中でも、

実現に向けて即行動し、努力を続けて市場に出してくる人は限られます。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

スティーブ・ジョブズが生み出したiPhoneは革命的だと思います。

携帯とパソコンが結合し、持ち運べるパソコンが生まれたようなもの。

世界の生活を一変して変えてしまった。

まさにイノベーション。

 

 

しかし、このアイデアすらも、

誰かの頭の片隅はあったのかなと思っています。

その中でも、並み外れた先見の目により、

アイデアを実現した時の価値の大きさにいち早く気が付き

実現するために行動を起こした。

 

そして、今では無数の人々の常識を変えるデバイスとなったのでしょう。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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とてつもないスパークが脳内で起こる。それはつまり、異なるアイデアがつなぎ合わさった瞬間である。

 

 

 

 

「閃きは偶然ではない、起こるべくして起こっている」

 

 

 

 

 

閃くこと、新しいアイデアを生み出すことは誰にでもできる。

そしてそれは、努力によって身に着けることができるスキルです。

僕自身がそう学び、それを確信している。

 

これはまた書きますが、最近またメモの量が増えました。

これもいろんな手法の合わせ技で、どんどん思考が深まっているのが自分でもわかり、

言語化することがまた楽しくもなってきています。

 

言葉にすることの大切さは、この一年で僕自身が一番学んだことです。

そして、言語化することの可能性を心から信じていると共に、

それを証明したい、体現したいと思っています。

 

 

 

今日も今日とて、脳内の全てをさらけ出していきます。

よし、やったりましょう!( ゚Д゚)

 

 

ついでの閃き記事↓↓↓

 

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