スパークする、脳内
「閃きは偶然ではない、起こるべくして起こっている」
アイデアが頭の中にふと浮かんだとき、
脳内で何かがはじけたようにスパークする。
解放される、何かがあふれ出てくるような感覚。
言葉では表現できないような、
ドバァッと言わんばかりの感覚。
それは、
とても気持ちのいい感覚でもあり、
清々しささえも残る。
閃いた瞬間の脳内というのは、
頭がスパークして解放感にとらわれ、無限に広がっていくような感覚。
この時、私は脳は覚醒状態に入っていると考えている。
これについて根拠はないが、
自分の実感、体感によるもの。
何かいいアイデアを閃いたり、解決の道筋が見えた時、
目の前がブワッ!っと光が差し道が開ける。
一つの閃きが起こることによって、その先、その次のつながり、
思考すればするほど、アイデアが深まっていく感覚がある。
「そうしたら、こんなこともできるんじゃないか」
「これと一緒にしたら、もっとおもしろいことになるんじゃないか」
「逆にこんな角度から見てみたらどうだろう」
一つの閃きから、無数に枝分かれしていく。
多方面への展開が脳内にずらずらと浮かび上がり、
どんどんイメージは深まっていったり、
何かと何かが結合したり、
こうすればもっとおもしろいという、
次のパターンがどんどん頭に流れ込んでくる。
まさに脳内のゴールデンタイムと言えるだろう。
私の場合はイメージとが頭に浮かんだものは全て言語化するようにしている。
それは紙とペンだったり、スマホだったり、野帳だったり。
ただ、閃きのタイミングとして一番多いのは、
やはり通勤、帰り道のどちらかが圧倒的に多い。
これは脳がインプットをやめている、ぼーっとしている時ともいえる。
アイデアが浮かびやすい3Bと呼ばれるものに当てはまる。
(3B:bath,bus,bedのこと。風呂の中、通勤中、布団の中)
そんな時は浮かんだ言葉をひたすらスマホでメモしている。
本当に便利な時代になったもんだ。
閃いた瞬間というは、とても気持ちがいい。
脳内がどうにかなってしまいそうだ。
しかし、重要なことは閃くこと、新しいアイデアを思いつくことではない。
アイデアを思い付いた状態というのは、
言わば脳内の中で覚醒して根がどんどん伸びていっている状態。
土の中を分け入って、アイデアの深みが増幅している時です。
広大な土の中にしっかり根を張っている、
ぐんぐん伸びていくかもしれないが、芽は出ない。
上物はいつまで立っても伸びないで、日光も水も浴びても育たない。
誰にも見えない土の中で根を張り巡らし、
誰の目に止まるわけでもなく枯れていく。
情報、そしてアイデアというのは、
頭の中にしまっていても意味はないし、発信しなければ価値は出ない。
人の目に触れる、市場に出てきて評価があり、成長がある。
土の中でいくら育っていても、上物は枯れていく一方でした。
この状態は自己満足であり、自尊の欲求を満たすのみに過ぎず、
ここで満足してはただの「自己満足野郎」止まりなわけです。
ただの自己満足で終わりたくないというなら、
吐くしかない。吐き出せ。
脳内にある情報に一切の価値はないし、もしそれを、
「あーそれ頭の中で思いついてたのに」
なんて、ダサい言い訳してまうのなら、それ以上の成長はない。
閃いた瞬間、自分は天才なんじゃないかと思う時がある。
私自身も経験があります笑笑
こんなアイデア思いつくの自分しかいないな。
これまじでやったらやべーぞ、、、、
なんて頭の中で思い浮かべてたり。
今頭の中でスパークしたそのアイデア、閃いた立派なそのアイデアも、
おそらく、既に多くの人が頭の中にあること、
あるいは、すでに行動を起こされてことです。
自分が一番最初に思いついた、と、思っているうちには、
既に二番煎じ、三番煎じ、十番煎じぐらいにはなっているのでしょう。
「アイデア」そのものには、その程度の価値しかないと思います。
そのアイデアを思いついた中でも、
実現に向けて即行動し、努力を続けて市場に出してくる人は限られます。
スティーブ・ジョブズが生み出したiPhoneは革命的だと思います。
携帯とパソコンが結合し、持ち運べるパソコンが生まれたようなもの。
世界の生活を一変して変えてしまった。
まさにイノベーション。
しかし、このアイデアすらも、
誰かの頭の片隅はあったのかなと思っています。
その中でも、並み外れた先見の目により、
アイデアを実現した時の価値の大きさにいち早く気が付き
実現するために行動を起こした。
そして、今では無数の人々の常識を変えるデバイスとなったのでしょう。
「閃きは偶然ではない、起こるべくして起こっている」
閃くこと、新しいアイデアを生み出すことは誰にでもできる。
そしてそれは、努力によって身に着けることができるスキルです。
僕自身がそう学び、それを確信している。
これはまた書きますが、最近またメモの量が増えました。
これもいろんな手法の合わせ技で、どんどん思考が深まっているのが自分でもわかり、
言語化することがまた楽しくもなってきています。
言葉にすることの大切さは、この一年で僕自身が一番学んだことです。
そして、言語化することの可能性を心から信じていると共に、
それを証明したい、体現したいと思っています。
今日も今日とて、脳内の全てをさらけ出していきます。
よし、やったりましょう!( ゚Д゚)
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