#46 「共感」のズバ抜けた瞬発力
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「人の心を本当に動かすには、
その人の体験から滲み出る言葉と行いしかない。
知識だけでは、人は共感を感じないからだ」
ー宮沢賢治ー
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共感を生む。
一気に距離が近づき、親近感がわく。
話をする時にも自分の体験、ストーリーを交えて話すと、
それに共感した人の心が動く。
人間おもしろいことに、
人の体験、ストーリーを聞くと、
自分の記憶の中から、無意識に似た体験の記憶を引き出そうとする。
つまりは、脳が勝手に「その体験」について検索をかけているみたいなんですね。
だから、近い体験があれば頭にパッと浮かんだりする。
そして共感が起こった時、人の距離は一気に縮まる。
安心感と暖かい気持ちに包まれ、信頼が生まれ、会話も弾む。
初対面の仲を縮めるにはとても有効な方法だと思う。
相手との共感できるポイントを探っていく。
しかし、安易に「それ、すっごいわかります」
みたいな返事になってしまうのも、逆効果になることもある。
「共感力」というと、
自分もそれ思います!というニュアンスに捉われがちですが、
「同じ立場になって寄り添う」という共感の仕方の方が、
相手の心へより近づくことができることもありますね。
知りもしないことを、
「それ、わかるわかる」と、
知ったかぶって無理に共感するのは、
逆に信用を無くすことに繋がってしまいますね。
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昼
午後3時。
おやつの時間とも言える一息つきたい時間。
席を立ち、給湯室へコーヒーを淹れに。
コーヒーは飲み放題。
普段から日中はブラックコーヒーを飲むことが多い。
苦さがまた落ち着くし、頭冴える気がする。
最近知りましたが、このコーヒーにも落とし穴があって、
「朝一のコーヒーはカフェインで頭を覚ますから良い」、
という考えが昔から自分の中にあった。
しかし、よくよく調べると、
早朝や、朝起きてすぐのコーヒー、カフェインの摂取は、
逆に脳のパフォーマンスを落としてしまうようなんです。
気になった人は是非調べてみてください。
非常に興味深かったです。
そして、それを知ってからは、
起きて朝9時まではカフェインを摂取しないようにして、
代わりに朝は、白湯を飲みながら読書、なんてリズムができつつあります。
(朝の白湯はとてもいいんですが、絶対に腹が緩くなってしまいます笑)
昼間にはもちろんコーヒーは効果絶大なので、
僕はがんがん摂取してます。
そんな給湯室、
グループ会社の親会社が隣のオフィスにあって、
そこに顔は見たことあるけど、名前も何も知らない人が、
僕の前にコーヒーを淹れていました。
そして、
僕の顔を見てハッとして、開口一番に、
「きみ○○君だよね?○○に住んでるらしいね!」
気さくに声をかけてくれるだけでなく、
名前を知ってくれていた。
グループ会社の中でも社内報などが毎月発行されていたりするので、
どこかで名前を知ってくれていたんでしょう。
そして、どうやら同じ市内に住んでいて、
それも覚えてくれていた。
それから、とても話が弾んだ。
地元トークや近所トークといったところか。
とても共感が生まれ距離が一気に縮まった。
僕の情報を覚えてくれていて、
そのエピソードで話題をつくり、
とても気さくにコミュニケーションをとる。
とてもかっこいい大人であったし、
そして何よりも、嬉しかった。
「共感」は、とても強いつながりを生む。
身をもって感じた。
「人の心を本当に動かすには、
その人の体験から滲み出る言葉と行いしかない。
知識だけでは、人は共感を感じないからだ」
頭の中で思っているだけでは伝わらない。
何かアクションを起こすことで、初めて伝わる。
それが言葉なのか、行動なのか。
しかし、共感が生まれること、
そして会話が弾む瞬間。
絶対に、悪い気はしないはずだ。
自分のブログは「共感」を生むストーリーなんて書けているのかな?
書く内容は構築し直していかなければならない。
でも、少しずつこのブログへ訪れるひとが、確実に増えていっています。
正直めちゃくちゃ嬉しい。
それと共に、
見る人に自分が提供できる体験、ストーリー、そして情報を、
今自分の中で精査していっています。
下書きも少しずつ書き溜めていってるので、
近いうちにはカッチリしたコンテンツをいくつかは投稿できると思います。
毎日の更新はまだ続けていきます。
それにはやる意味が、更新する目的があるからです。
おや、もうこんな時間。
夜が明ければ明日は今日。
今日も一日ありがとうございました。
それじゃあ、また明日会いましょう( ˘ω˘ )