現場監督が読書しながら執筆する『一日半歩』

現役現場監督。設計も施工も、現場の第一線で日々奮闘中です。家族とアメフトに情熱を注ぎ、メモと読書を自分のものにする。何気ない日常の出来事を、一つのストーリーとしてアウトプットする。そんな発信の場をつくっていきます!

人の目線に立つ

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「これはあなたのために考えた、とても役立つものです」

 

 

 

あなたのためを思って考えました。

 

こんなこと困ってると思うのでいかがでしょうか。

 

人のため、誰かのためと思って動くこと。

 

悪くない。

 

人のためを思って必死に考えて、自分が何かしてあげる。

とてもいい心がけ。

 

 

 

 

 

 

しかし、

 

よかれと思ってやったことも、それが実は「ありがた迷惑」だった、

なんてことがあります。

 

せっかくあなたのためを思ってやってるのに、、、

 

相手の事を考えて、相手を思って真面目に考えました。

なのになんで受け入れてくれないんですか。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

人のために考えること=その人の求めること

 

この方程式は、成り立たない。

押しつけや、押し売りに近いイメージになってしまう。

 

人のためを思っているのに、

人のために、誰かのために、

 

これはおそらく「視点」の違いによるもので、

人のために思考するのか、

人の視点に立って思考するのか、

という違いではないだろうか。

 

 

他人が欲するもの、相手が欲するものを、

よく観察してわかっているようでわかっていない。

その人は自分ではないから。

 

こちら側の目線と、相手側の目線では、

見てるものも、感じているもの違う。

 

その人が何に重きを置いているのか、

それは相手の目線に立って考えることで、

初めて見えて来ることがあるだと。

 

 

 

 

 

 

こちらが思う良さ、価値観の押しつけ。

 

「これはとてもいいものです。そしてこれから成長していくので

 もっともっといいものが出来上がります。だから、これだけの価値ありますよ」

 

それは本当にそうなのだろうか。

相手の持っている価値観と、こちらが持っている価値観、

それはイコールなんだろうか。

 

「価値があるから、買ってください」

 

 

 

それは本当にいいものかもしれない。

しかし、それが本当に相手が求めるものなのか、

考えさせられた日だった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

こんな大変な状況、世の中だからこそ、

相手の事を思って、相手の目線に立って考えたい。

 

目先のことばかりに目を向けていては、

いつしか周りに誰もいなくなっている。

 

自分の目を閉じ、他人の視点を感じ取り思考する。

そんな考えたをもたなければ、何も理解することはできないだろう。

 

 

 

 

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人の目線から見える違う景色。ここから思考しなければならない。

 

 

 

今日も一日、相手の目線に立って。

 

やったりましょう(ーωー)