現場監督が読書しながら執筆する『一日半歩』

現役現場監督。設計も施工も、現場の第一線で日々奮闘中です。家族とアメフトに情熱を注ぎ、メモと読書を自分のものにする。何気ない日常の出来事を、一つのストーリーとしてアウトプットする。そんな発信の場をつくっていきます!

知らないことを知らない自分

 

 

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情報の山に埋もれる真実を見つけるのは非常に難しい

 

 

 

 

 

 

わかっているようで、わかっていない。

 

人間自分が思うほど物事を知らない。

特に実体験として自分が体感していない、

知識だけ有して知った気になってしまうこと。

 

 

ネットで見た、

 

本で読んだ、

 

テレビで見た、

 

雑誌を読んだ、

 

 

 

自分が得た情報をもとに、自分の中で1つのイメージ像を作り上げる。

それが正だと思い込み確立してしまう。

これが固定観念の本質なのかもしれません。

 

 

このように、自分の中で創り上げたイメージで物事を見ると、

モノの見方が非常におもしろくなくなる。

 

 

 

それ、知ってるよ、こうこうこんなヤツでしょ。

でも、あんまりおもしろくないよ。

 

性格的に合わないし。

 

面白そうじゃないし、興味もない。

 

 

 

 

なんて食わず嫌いが始まってしまうと、

自分から新たなアイデアのヒントを拒むことになる。

 

その上っ面で集めた情報だけで、

全てを悟ったように振る舞うことの愚かさに気が付く。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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なんとなく、楽しそうだとはわかる。

でも、良くは知らない。

 

テレビで得た知識、

ネットで見た知識でなんとなく想像がつく。

 

 

こんな感じなんだろうな。

ふわっと想像。

 

 

 

ネットでググれば大体の情報はすぐに出て来る時代です。

自分が知りたいものを検索すれば、

物事を表面をサラッとしることは容易でしょう。

 

これがとてもいい時代でもあり、注意すべき部分でもある。

 

情報過多になりすぎて、フェイクニュースも少なくはない。

どの情報信じるか、どこまで信憑性があるのか、

全て鵜呑みにしていい情報なのか。

 

 

キーボードを叩いて何の労力もなく得た情報で、

さも全てわかったようにおごり高ぶってしまう。

これは自分自身も注意すべきところだ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

興味のないことにこそ、なるべく触れるように心がけている。

テレビでやっている全然全く、何がおもしろいかわからないが、

どこがおもしろいのか、一体これは何なんだろうか、

と探ることもまた楽しかったりします。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

僕は昔、将棋をうっていた。

もう今はルールすら危ういが、、、

小学校のクラブ活動でもやっていた程度には好きだった。

 

同時に、「囲碁」の存在も知っていた。

 

ルールは全くわからない。

 

おもしろさもわからない。

 

でも、テレビをつければ放送している事もよく見かける。

開設をいれて、実況して、それでもよくわからない。

 

どんな先をみて、どうやってうっているのかも検討がつかない。

わからない世界での勝負

 

 

ルールを知らない僕からすれば、

「オセロみたいなもんでしょ?」

という認識だ。

 

 

この感覚、身に覚えがある。

 

白と黒の意志を使う。

石をおいて取り合う。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「オセロと大体一緒でしょ。どこが違うの?」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

感覚的に似ている、

見た目が同じような物、

まさにこれは、

「ラグビーとアメフト、どこが違うの?」

という質問をされているようだ。

 

 

もうこの質問は聞きたくないと思うぐらい聞かれているかと思います。

 

違い説明しても、わかったようでわかっていない感じ。

アメフトの試合をみてもルールがわからないし、

「ラグビーみたいなもんでしょ?」

と一蹴される。

 

 

 

似ているようで、全く異なるもの。

それは多分、体感した人にしかわからないんだろう。

 

 

僕はラグビー、アメフトと青春時代にどちらもがっつり打ち込んだ。

そんな僕から一つ言えるとするなら、

 

 

 

「同じなわけがあるか」

 

 

 

 

もし似ている部分があるとすれば、

それはボールの形が楕円だということぐらいだろうか。

全くの異なるスポーツであり、

楽しみ方や考え方もまるっきり違う。

 

ラグビーをやっていた選手がアメフトにいっても、

あまりの違いに途中で辞めてしまうことも少なくない。

 

サッカーと野球のように、まるっきり別のスポーツなんですね。

 

 

 

 

違いを説明しろと言われても、

違いしかないから説明のしようがない。

これは実際にプレイした人間にしかなかなか理解できないかもしれない。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

つまりは、

現場で実際に感じた事、

自分の実体験こそが一番の信じれる情報であり、

自らの行動がなければその情報は得ることはできない。

これはどの分野においても言えることですね。

 

 

自分自身、怯まずに果敢に飛び込んでいく、

そんな姿勢を貫きたい。

 

今始めれば、遅いなんてことはない。

 

 

 

 

 

 

 

よし、今日もやったろ(-ω-)