聴く力、考える力
アイデアのヒントは日常にある。
感じ取れていないならば、
それはまだ意識を向けれていないだけだ。
会話する。
人の話を聞く。
対話する。
意見交換をする。
コミュニケーション。
相手と話すことで、相手の情報を知る。
または、自分の情報を知ってもらえる。
会話するということは、コミュニケーションをとる上で不可欠なものである。
自身の考えや、想いを相手に伝えるために、言葉やジェスチャー、時には物を使ったり比喩的な表現で例え話を出してみたり。
相手に伝える方法というのは無数にある。
今の時代、相手と同じ場所にいなくても対話できる。
急速にリモートの分化が進み、
新たな働き方や生活の基盤がつくられていく。
そんな中で、感じたのは、
やっぱり「実際に会って話す」というのは、
これほどまでに大事なのか。
それを再確認させてくれる出来事でもあった。
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人の話を聞くということは、みんな意識している。
しかし、人の聞く人の力量、
「聴く力」によって、相手から引き出せる情報や、1つの物事から得られる情報量にも違いがあるし、相手に対する自分の見え方が変わる。
相手を喜ばせたり、
相手の深層心理を引き出すのがうまかったり、
素っ気ない返事で相手をおこらせたり、
必要な情報をらきいたらサッと切り上げたり。
相手の受け取り方を見て、
話す側も様々な思いが渦巻く。
営業マンの仕事は話すことではなく、
聞くことに差がある。
なんか結構どこでも耳にするような話。
その辺の営業の本や、ちょっと知識のある誰かの受け売りで物を喋る人がいいがちなことかもしれないが、「聞く」ではなく「聴く」の意識であることが重要だ。
「聞く」・・・周りの声や音、たまたま入ってくる音をなどに対する「聞く」
「聴く」・・・相手の声に耳を傾ける、相手をリスペクトして話を理解しようとする「聴く」
聴き方の差。
それは聴いたことに対する反応や、
聴いた内容に対する疑問点、
「なぜそう思うの?」
「なぜそう考えたの?」
「なるほど、そんな考え方してるんだね〜」
まず大前提にあるのが、
相手の意見を尊重すること。
相手をリスペクトすることから始まる。
自分が相手を理解してこそ、
初めて自分が相手に理解される。
これがまず第一にあること。
自分から相手の話に前のめりになるぐらい、話に興味を持ってくれて、もっと知りたいと貪欲な姿勢を見せられて、話す側は悪い気はしない。
そして、同じ情報からでも、情報を受け取る側の力量によって得れる情報量の差は大きい。
よく聞く逸話で、
ニュートンがリンゴが木から落ちるのをみて、万有引力を発見した。
という話をよく聞いたことがあるかもしれません。
これはどういうことか、
何気ない生活の一部から、宇宙の法則を発見してしまったわけですね。
彼の聴く力というのは、自然の声まで聴くことができていた、と考えることもできるでしょう。
世の中に出ている革新的なアイデアも、始まりは日常の一コマにすぎないんだと思います。
目の前で起こった事象から、どれだけの情報を感じ取ることができたのか。
そうやって常に日々の中から何か吸収しようと、
「アイデアを見落とさず日常から見つけてやろう」
という貪欲な姿勢こそが、イノベーティブな発想の原点なんだと思っています。
だからこそ、
今、目の前のことに全力で集中することが最も重要なこと。
起きた、
食べた、
歩いた、
書いた、
冷たい、
寒い、
暑い、
嬉しい、
哀しい、
楽しい、
今、起こっている事象に対して、そして自分自身の感情の変化に対して敏感でなければ、日常からアイデアは拾えない。
アイデアのヒントはいつまでも聴こえない。
そんな貪欲な姿勢を磨く訓練が、
今のメモだったりブログだったり。
いつか何かと何かがつながって、とてつもなく大きな結合によりスパークする。
日常から拾ってきてものが結合する。
その時が楽しみで毎日ワクワクしながら、今日もブログを書き、メモをとり、読書をし、またメモをとる。
可能性はある。必ず。
さて、現場からは以上です!
では、本日もご安全に!👷♂️👷♂️
"good luck, have fun"