現場監督が読書しながら執筆する『一日半歩』

現役現場監督。設計も施工も、現場の第一線で日々奮闘中です。家族とアメフトに情熱を注ぎ、メモと読書を自分のものにする。何気ない日常の出来事を、一つのストーリーとしてアウトプットする。そんな発信の場をつくっていきます!

#18 メモ、なぜ書くのか。

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「手早さより勤勉を旨とすよう

        先ず心がけること」 

 

ー Leonardo da Vinci(レオナルド・ダ・ヴィンチ) 

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学生時代のノート、あれは、単なる書き写しにすぎなかったかもしれない。

 

 

「ここはノートと取っておくように」

 

 

小学校、中学校だろうか。

各教科のテキストがあり、

教科毎にノートをつくり、

先生が黒板に書いたことをノートにとる。

 

覚えるために書いていた。

 

毎日毎日、

一言一句欠かさず、

真似をしてノートにとっていたのを覚えている。

 

なぜノートをとっていたんだろうか。

 

 

ノートをとれと言われたからか、

 

ここはテストにでると言われたからか、

 

ただ単にチェックが入るから手を動かしてただけなのか。

 

覚えよう、記憶しようと思って、メモを取ったことがあっただろうか。

 

 

 

ノートやメモというのは、この頃の記憶しかなく、

忘れないように覚えておくため。

 

英単語なんかもそうだった、

見て、聞いて、ひたすら書いて覚える。

単語帳に同じ単語をびっしり書いて言いたのを思い出した。

 

 

自分の脳裏にはそれがやきついていて、

何かを覚えておくために、忘れないために、

メモをとっておいて忘れないようにする。

 

 

しかし学校のノートを見返すなんてことはほとんど無かった。

 

 

 

 

手帳に意味を感じなかったのもそうかもしれない。

忘れないために、予定を書いておく。

忘れないために何かをメモしておく。

 

忘れないで記憶するためだけにこのメモを取る行為を、

自分は全然信用していなかった。

 

大学生になってきたらもっとそうだ。

スマートホンがでてきて、

全ての予定はスマホのカレンダーに。

ラインで共有したり。

 

 

いつの日もメモをとることに意味を感じていなかった。

 

それは、

 

「記憶するための手段」

 

としかとらえておらず、

そうなるとスマホ一つで代替えがきいてしまうからだ。

 

昔の経験からなる固定観念により、

使い方はこれしかないと決めつけていたんだろう。

 

 

 

 

 

しかし、大人になった今、

今になって書くことの重要さを痛感している。

 

言語化すること。

記憶するためのメモでもあるが、本質は知的生産のためのメモだと。

ノートにスマホに持ち歩きのメモ帳に、

あらゆるものに自分の思いを書き連ねている。

本質的に見て、自分にどう活かせるか。

アウトプットにより時間を割く。

 

「インプットしたものを人に教えるならば、

 その3倍は学ばなければ明確に伝えることはできない。」

 

 

 

 

いつどこで、どんなアイデアが出ても保存しておけるように、

 

毎日毎日、

ノートに言語化するようになった。

 

今でも信じられない。

学生時代を思い返してみても、

今の書いている量が一番多いと思う。

 

それも、自分が成し遂げたいことが、

このメモによって叶うと必ず信じている。

だから今は、ここに情熱を注ぎたい。

そして必ず自分ならできるだろう、

 

火花散らす、その瞬間まで。

 

想いは夢を引き寄せ、現実にする。

しかし、それはただひたむきに努力し、

勤勉であり続けた者にだけだ。

 

常に、「自分はまだまだ、、、」

この謙虚さこそが、自分を磨いていくための

最大の栄養素となり、進化させてくれるだろう。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

おやおやもうこんな時間。夜が明ければ明日は今日だ。

それじゃあ、明日も頼んだよ( ˘ω˘ )