現場監督が読書しながら執筆する『一日半歩』

現役現場監督。設計も施工も、現場の第一線で日々奮闘中です。家族とアメフトに情熱を注ぎ、メモと読書を自分のものにする。何気ない日常の出来事を、一つのストーリーとしてアウトプットする。そんな発信の場をつくっていきます!

#34 溜める、学ぶ。

__________________

 

  「全ての知識には可能性がある」 

 

ーLeonardo da vinci(レオナルド・ダ・ヴィンチ)ー

__________________

 

 

 

 

「この体験を忘れない、経験を手放さない」

 

 

 

この感覚、雰囲気、体験したこと。

 

未知の経験とはいろんな感情が溢れる。

 

 

僕は仕事柄、施設や店舗の視察にいくこともある。

新しいサービス、商品、

時代により移り変わる「売る」ということ。

 

自分達の知らない世界が広がる。

 

 

ここで得た経験、知識、

果たしてどう自分に生かせるのだろうか。

見に行って、

 

「すごかったなー」

 

「きれいだったなー」

 

 

表面の感情、それだけでは全く持って意味がない。

何のために見て、体感しに行ったのか。

新しいもの知るため?知識をつけるため?

 

そもそも、

知識というのはインプットするだけでは意味がない。

アウトプット、自分に応用して実践した時、

始めてその知識に価値が生まれる。

 

感想を延べるだけでは、

その時間は無駄だったと思うべきだ。

 

どれだけ意識していても、

脳に、目に焼き付けたとしても、

人間は忘れると言うこと。

必ず何かに書き残すべきだ。

 

そして、

その知識が生かされる場面、

それはすぐ現れる物ではない。

いつか必要になるとき、組み合わせる時がくる、

その時のために今、ストックしておく。

時が来たら引き出して活用する。

 

ここまできて、初めて知識が役に立ったと言える。

 

自分の感情の動きに敏感になろう。

 

そして、ひたすらにストックし続ける。

その知識が陽の目を見るのが、

数か月なのか、数年なのか、はたまた何十年なのか。

 

だから、ペンを止めるな。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

__________________

 

 

 

 

 

学ぶ、そして深める。

 

表面を知り、

「もっと知りたい」と、

奥深くまで踏み込んでいく。

 

興味を持ち、自ら進んでいく時、

この探求心というのはすごいものだ。

 

ハマってしまえば知らない内にペンが進み、

ノートが文字で埋め尽くされる。

 

 

 

そして、その状況を俯瞰してみる。

 

何かにとり憑かれたかのように、

メモを食い入るように見つめ、ペンを走らせる。

 

凄い情熱を注ぐ自分が居た。

この自分が駆り立てられるものは何か。

何がそんなに自分の感情動かしていく。

 

 

 

 

 

 

 

 

僕は、田舎の町で育った。

学校は山と一体化し、自転車で海にも行ける。

中学校の時には無人島に友達と勝手にいって、

一晩明かそうとしたこともある。(未遂に終わったけど。笑)

 

根っからの田舎者。

 

川に行けば魚をついて、

山に行けば猿が子連れで歩いてた。

よく学校にも遊びにきていた。

 

そんな僕のいつも身近にあった物、

それは多分「木」だったのかもしれない。

小さい頃から木登りと、木造の建物が好きで、

ヒノキの香りなんてのはたまらなく落ち着く。

 

大学の研究でも最終的には「木」を専攻した。

角材を買って製材して、加工して、組み立てまで行っていた。。

 

大学で関西に出てきてはいたが、

木と共に育ってきたことは間違いないだろう。

 

 

 

 

 

 

今思うと常に身近にあった。

 

今日この日、

久しぶりに新鮮なヒノキの香りを嗅いだ僕は、

様々な記憶が走馬燈の様に流れていった。

 

 

木に対する興味が溢れ出した。

 

 

そして、ひたすらに書き続けた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

無駄な知識はない。

それがいつ活用できるか、

応用して自分に当てはめれるか、

そのタイミングはわからない。

 

だから、

常に備えておく必要がある。

日々学んで、知識をストックしておくこと。

いつでも引き出せる準備を整えておくこと。

チャンスが来たら、一気にたたみかける。

 

 

 

「全ての知識には可能性がある」

 

 

 

僕は信じている。

今日学ぶために使った時間、

自分が体験した時間、

全ては無駄でなんかではない。

 

必ず必要とする日が来ると信じて。

そんな思いで、今日もメモに向かっていた。

 

 

f:id:musashimarumaru:20210220225306j:plain

"Don't stop the note" メモを止めるな。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

おやおや、もうこんな時間。

夜が明ければ明日は今日。

今日も一日ありがとうございました。

 

それじゃあ、また明日会いましょう( ˘ω˘ )