現場監督が読書しながら執筆する『一日半歩』

現役現場監督。設計も施工も、現場の第一線で日々奮闘中です。家族とアメフトに情熱を注ぎ、メモと読書を自分のものにする。何気ない日常の出来事を、一つのストーリーとしてアウトプットする。そんな発信の場をつくっていきます!

#52 不安はある、がやってみれば案外あっけない。

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「常により良くする方法を考え、

  自分に問いかけることこそが

   簡単で最高のアドバイスです」

 

   -Elon Musk(イーロン・マスク)ー

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「なんだ意外とあっけなかった。」

 

 

これは今までにもよくある体験だった。

「自分のただの思い込みすぎか、、、」

最初から、素直に自分の気持ちを話せばいいだけ。

そこから議論が生まれ、より良い方法が生まれる。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

石橋を叩いて渡る

 

なんて言葉があるように、

用心するにこしたことはないし、

最善の準備の上で挑むことになるだろう。

 

そこには最悪の事態、不安、

様々な感情が渦巻く。

 

 

 

自分が失敗してしまった時、

これを報告するか、とりあえず自分で持っておくか、、、

なんて思ってしまうこと、ありませんでしたか?

 

 

僕にはそんな機会がとても多くありました。

 

 

 

 

 

「後で自分でなんとかケツが拭えるだろう」

 

「今はまだ言わなくても、時間でなんとか解決されるだろう。」

 

「言ったら絶対怒られるし嫌だなぁ、、、」

 

 

 

いろんな感情がありました。

 

 

 

 

 

 

 

「報連相」

という言葉は、社会人なら必ず言われることだと思います。

報連相を大事にしろよ。

 

口にはするものの、

案外徹底できていない状況というは多い事かと思います。

 

 

 

 

 

「相談する」

 

「人に聞く」

 

ということに対して、

僕は、「あまり良くないことだ」という感情が昔からありました。

 

それは、「そんなのもわからないのか」と言われるのが嫌だったり、

人に聞くと自分が負けたような気がして、

「なんとしてでも自分の力でなんとかしてやるわ」

という気持ちの方が大きかったのかもしれません。

 

それによって「質問する」ということをあまりしなかったり、

わかったフリをすることも多かったかもしれません。

 

ここには何か、僕の中での「プライド」

いつの間にか出来てしまっていたんでしょう。

 

 

 

 

 

 

自分はできる。

自分で考えれば、他の人にできるなら、

自分にできないわけがない。

なんだってそつなくこなしてきただろう。

 

 

 

 

 

 

 

 

自分を過大評価し続けた結果、

「質問する」ことを避けてしまっていたんだと思います。

 

 

 

 

 

 

 

しかし、

これは社会に出れば致命的でした。

 

 

 

 

 

 

 

 

「なんで言わなかった?

 もっと早い段階で言っておけば、被害が軽く済んだだろ?」

 

 

「ほんとにわかってんのかお前?」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

仕事上、僕が関わる人たちは皆熟練の職人さんばかり。

語気はなかなか強かったのもあり、

それがまた「相談する」ことに対して二の足踏ませてたかもしれませんが。笑

 

失敗して報告することもそうですが、

事前にこうします、と言うことも非常に大事です。

それは「こんなことするんで見ていてください」という合図にもなったりします。

何も言わず、訳のわからない方向に向かって、

闇雲に走り回るのも良くありませんからね。笑

 

 

 

 

聞く前には、

「なんて言われるかなぁ、、、」

「こう言われたらどうしよう、、、」

たくさん不安はあるかもしれませんが、

話してみると、実はあっけなく終わってしまうことなんですね。

 

「聞いてよかった」

そんな気持ちになったのを覚えています。

 

 

 

 

 

 

 

 

今になって、改めて「質問する」ことの大切を感じています。

それは仕事についてでも、

世間話や私生活についての雑談でも。

 

相手に興味をもっているという意思表示にもなるんですね。

 

本気で自分の話を聞いてくれている、理解しようとしてくれている。

営業が聞くことを大事にするのも、これに通ずるものがあるのでしょう。

 

質問がない、意見がないということも

見方によっては「興味が無い」、「考えていない」、

と捉えることもできてしまいます。

 

 

 

 

 

 

 

今はわからない仕事は全て職人に細かく聞きます。

プロの意見を吸収して自分のモノにして、

また似た場面が出てきたときに、

自分の意見として引き出せるように。

 

誰に対してもそんな気持ちを持てれば、

どんなことにもプロフェッショナルに近づける。

そんな現場監督は理想であり、とても心強い。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「常により良くする方法を考え、

  自分に問いかけることこそが

   簡単で最高のアドバイスです」

 

 

 

 

 

自分の意見をアウトプットするためにインプットする。

知識は使ってこそ価値がある。

 

より良いアイデアを出すには、

自分の知っている範囲だけの知識では、

新しいより良いアイデアが生まれることはありません。

 

 

変革か、それとも死か。

 

今年は始まったばかり。

一つずつ変えて、一日一歩ずつ前進しましょう。

 

 

 

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未踏の地は、不安で溢れています。しかし、心配する必要はないのです。そのほとんどは自分の高い理想が作り出したモノにすぎないからです。

 

 

 

 

即日・即答は信頼を与える。

仕事は自分で持たないこと。

わからないことは、「わからない」とハッキリ伝える。

そして、理解しようと努力する姿勢が大事。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

夜が明ければ明日は今日。

未来は明日からではなく、今日からである。

現在は過去の努力からならるもので、

未来は今からの努力で創る必要がある。

 

それじゃあ、また明日会いましょう( ˘ω˘ )

今日も一日ありがとうございました。