現場監督が読書しながら執筆する『一日半歩』

現役現場監督。設計も施工も、現場の第一線で日々奮闘中です。家族とアメフトに情熱を注ぎ、メモと読書を自分のものにする。何気ない日常の出来事を、一つのストーリーとしてアウトプットする。そんな発信の場をつくっていきます!

#51 感じる温度差、その正体。

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「人生最大の幸福は一家の和楽である。

 円満なる親子、師弟、友人の愛情に生きるより切なるものはない」

 

     -野口英世ー

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一緒に遊んで、一緒に笑う。

 

 

辛い時は寄り添う。

 

 

 

 

何が辛いのかわからくても。

 

一緒になって考えてあげること。

 

それでだけで十分じゃないだろうか。

 

 

 

 

 

 

 

興味、関心を持たれない、

これ以上に苦しいことはない。

 

 

子供対して100%の愛情でぶつかっていく。

 

 

その笑顔を奪ってはならない。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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休日

 

最近の我が家の息子君、

相変わらず走り回らないと気が済まない。

 

昨日は雨だったせいだろうか、

今日は一段と気持ちが入っていたように思う。

 

「どっかで走りまわらせないと、力有り余ってんな笑」

 

 

 

そう思い、

いつも行くショッピングモールへ。

 

大渋滞。

屋上まで満車だった。

みんな同じ考えなのだろうか。

 

ここにはプレイランド的な、

なかなか広い遊び場がある。

 

滑り台のゾーンやボールプール、

サラサラの砂場や、小さい子が遊ぶ積み木スペース。

食事が変える場所もあって、

マッサージチェアや漫画まで用意されている。

 

1Dayも一人1000円ほどで、

一回入ればここで一日子供は遊びつくしてしまいそうな。

子供にとっては最高の遊び場であろう。

 

 

 

うちの子は車が大好きだ。

車というより、正確にはタイヤな気がする。笑

一人遊びもかなり上手になってきて、

放っておいてもずっと一人で車を転がして、

時にはタイヤを見つめて遊んでいる。

 

「ブッブー、ブッブー」

 

指さして最近は言葉も覚えてきた。

 

車=ブッブー

救急車=ピーポー

消防車=ショーシャ

バナナ=ババナ

ジュース=ジューチュ

 

 

どんどん言葉が出て来るようになった。

 

赤ちゃんが言葉をしゃべり始めるのは、

溜まった水が溢れた時の感じらしい。

自分の器の中に、言葉の水がどんどんたまっていき、

それが溢れた時に言葉として自分の口からでてくる。

 

何でも認識するようになり、

指をさして「あれ」みたいなことも言うようになった。

 

いやぁ、成長ってすごい、、

うちの子は天才かもしれん、、、なんておもっちゃいますよね。笑

 

 

 

積み木や機関車のおもちゃ、

車で散々遊んでいた。

 

滑り台を一緒に滑ったり、

ボールプールでボールの波に埋もれると

「ギャハハハハー」と笑顔で大笑いする。

 

こういう笑顔を絶やさないようにすれば、

心優しい子に成長してくれるのかなぁ。

まだまだこれから、もっともっと、、、

 

 

 

 

 

 

 

 

そんな楽しいプレイランド、

のはずですが、

僕はとても違和感がありました。

 

子供の遊ぶ場ですが、

大人も入れます。

保育園、幼稚園ぐらいの子も多かったかなぁ。

 

 

 

何か温度差のようなものを感じた。

 

 

 

 

一人遊びで積み木をする男の子。

おままごとをする女の子。

 

 

その側で座り込んで、

スマホでゲームをする大人、

マンガを読む大人、

画面をのぞき込んだその大人は、

一切回りを気にすることなく、

 

 

自分のための世界に入り込んでいた。

 

 

 

 

 

 

 

これが違和感の正体かもしれない。

 

目的は「子供を遊ばせるため」なのかもしれない。

けれど、まるで違う空間にいるかのように、

何かその光景は寂しかった。

 

一人や二人ではない、

何人ものお父さん、お母さんが下を向き、

スマホに熱中している光景。

 

まるで、「自分は来たくて来たのではない」という、

どこか他人事のような感じがして。

 

とても寂しい空間だった。

 

 

 

 

 

 

「子供に楽しんでもらう」ではなく、

 

「時間をつぶすために」という目的で訪れているような気がして。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「人生最大の幸福は一家の和楽である。円満なる親子、師弟、友人の愛情に生きるより切なるものはない」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「一緒に楽しみたい」

 

 

これが自分の本当の目的。

そして、言葉がまだ喋れない息子も同様に、

そう思ってくれているんだろうと。

 

 

微かな記憶しかない、自分の小さい時の思い出。

 

振り向いて欲しかった、

一緒に遊んでほしかった、

それが楽しくて、微かに残っている中でも、

その思い出が強く残っている。

 

だから、自分も同じ想いで接したい。

この笑顔は絶やさない。

 

 

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「無関心」こそが、心への最大の暴力であるでしょう。

 

 

 

家族の時間は家族へ。

友達の時間は友達へ。

こうやってブログを書く時間は、

子供を風呂に入れて、寝かせてから書き始める。

一つ一つに、最大の情熱を注げるように。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

おやおやもうこんな時間。

夜が明ければ明日は今日。

今日も一日ありがとうございました。

 

それじゃあ、また明日会いましょう( ˘ω˘ )