現場監督が読書しながら執筆する『一日半歩』

現役現場監督。設計も施工も、現場の第一線で日々奮闘中です。家族とアメフトに情熱を注ぎ、メモと読書を自分のものにする。何気ない日常の出来事を、一つのストーリーとしてアウトプットする。そんな発信の場をつくっていきます!

#50 理想、見えるようで見えてこない。

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「志を立てるのに、老いも若きもない。

 そして志あるところ、老いも若きも道は必ず開けるのである」

 

     -松下幸之助ー

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「つまり、どういう意味なんでしょう?」

 

 

 

話を聞いた僕は思った。

明確な意味がさっぱり見えてこなかった。

 

なぜ、なんのために、

どうなりたいんだろう?

どんな価値を提供したいんだろう?

 

 

聞けば聞くほどわからない。

 

 

難しい単語を並べて、

かっこよく着飾って、

それを胸を張ってコンセプトだと話す。

 

 

 

 

 

 

 

「これどういう意味ですか?」

 

 

 

 

 

 

この問いに対して、

明確な答えが返ってくることは無かった。

 

 

 

 

 

こんな、

 

あんな、

 

そんな感じ。

 

 

ふわっとした表現、

 

 

「こんなんだったらいいなぁ」

「こんなふうになりたいなぁ」

 

なんとなくの希望や理想。

 

 

 

 

 

 

 

そこに明確な答えはなかった。

うまく表現できる言葉も。

 

 

だから、一向に答えが出てくるはずはなかった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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カタカナ、横文字、英語、

 

キャッチフレーズや理念、目標のなかでも

 

取り入れられることが多い言葉。

 

言語化する時に選ぶ、

 

自分達の思いを表現する言葉を。

 

 

 

 

 

 

日本語は誰でも習う。

そして、見れば漢字からでも意味の予測ができたりもする。

 

横文字で書いたときに見栄えがよくなる、かっこよくなる「英語」

 

これは本当に浸透しているのだろうか。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

今日肌で感じた。

 

それを語る当事者が、

 

「えーっと、なんていうか、、、」

 

そのような回答しか返ってこない、

つまりは明確に決まっていない、

又はその人ですら、

コンセプトを共有しきれていなかったのかもしれない。

 

 

 

 

自分が明確にわからないものを、

人に教えることができない。

 

少なくとも、

人に教えるためには、その3倍の理解、努力は必要だ。

 

 

 

わかっているようで、わかっていた気になっていたのかもしれない。

自分が掲げたその旗が、なんと書かれているのかも知らず。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

自分の中でも、

自分の軸となる「志」がどれほど重要か、

毎日のように思い知らされている。

 

今まで、何を思っていたんだろう。

何を追いかけて、何かに生かされていただけだろうか。

ただ流れのままに、「なるようになる」を貫いてきた。

 

 

 

 

しかし、決断するなら今。

変えるなら今から変えよう。

 

始めるに遅いはない。

今気が付けたことに感謝するべきだ。

 

 

 

 

 

 

 

 

「志を立てるのに、老いも若きもない。そして志あるところ、老いも若きも道は必ず開けるのである」

 

 

待っていればいつかいいタイミングがくるのか。

 

否。

いいタイミングなんてものは存在しない。

常に今がベストタイミング。

 

未来とは、今からの努力で作るもの。

誰よりも可能性を信じている。

 

 

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君は何者で、何を成したい。

 

 

 ・今日の振り返り

目標は明確に、わかりやすい言葉で。

そして、目的と手段は決して間違えてはならない。

それは常に立ち帰って見直せる、判断基準の軸となる。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

おやおやもうこんな時間。

夜が明ければ明日は今日。

今日も一日ありがとうございました。

 

それじゃあ、また明日会いましょう( ˘ω˘ )