現場監督が読書しながら執筆する『一日半歩』

現役現場監督。設計も施工も、現場の第一線で日々奮闘中です。家族とアメフトに情熱を注ぎ、メモと読書を自分のものにする。何気ない日常の出来事を、一つのストーリーとしてアウトプットする。そんな発信の場をつくっていきます!

究極の便利さを求めて

 

とても便利な世の中になった。

 

私が生きてきた時代は、

とても時代の流れが速く、

様々な移り変わりがみられる時代た。

 

ITも進み、デバイスが次々に生まれては、

過去のデバイスが廃れていく。

 

とてつもないスピード感に、置いて行かれそうだ。

 

 

手で持ち運べるパソコン、スマホ。

調べれば大抵のことは出てくるし、

アプリをいれれば様々な機能が出てくる。

写真も、動画もとれる。

これ一個あれば、世界中の人とつながれるとてつもないツール。

 

 

そんな便利に便利を重ねていく世の中。

では、その便利さはどこまで進化していくのだろう。

「究極の便利さ」

便利ということは一切の手間もなくなる。

自分で動くこともなければ、考えることもない。

ボタン一つ押せば、すべてが思うままにいってしまう、

そんな究極に便利な世界になるのかもしれない。

 

進むAI技術、DX化。

 

考えることをやめてしまわないだろうか。

自分で動くことを忘れてしまわないだろうか。

 

このまま技術が進歩していったとして、

人間が動く時間をどこまで省けるのだろうか。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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ボタン一つで、自分の思い通りに。

 

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便利な世の中になった。

機械が、システムが様々なところで助けてくれる。

 

IT化が進み、便利になっていく世の中、

人間の仕事が減ると脅されている。。

 

 

全てが自動で、AIが操作して、

それが本当に目指すべき場所なのかと、疑問に思ったこともあった。

正解はないけれでも、それが正しいか考えてしまう。

 

どこまで利便性を求めるのか。

 

 

 

 

私はどこかにある種の妥協点があると思っている。

いい塩梅である場所が。

 

 

つまり、

どちらに寄りかかり過ぎると、どちらかが自立をやめてしまう。

思考することを、しなくなってしまう。

 

そういう意味で、

補助的な部分は必要であっても、

1~10まで全てがどちらかによって行われる、

これはとてもバランスが悪い。

割合の大きい側が倒れた場合には立て直しがきかなくなるし、

そもそも寄りかかる側は自立ができない状態だ。

 

人間が寄りかかりすぎると、必ずサボし気を抜く。

考えることをやめてしまうんだろうなと。

 

 

 

そんな状況を避けたいからこそ、

人間が行うべき効率のよい部分を残しつつ、

できない部分を補う形が一番適しているんだろう。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

レジ打ちに関しては、システムが変わってきて非常におもしろい。

 

通常通りのレジがあり、おつりが自動だったり、セミセルフや全自動もある。

お金の計算、に関して言えば、

人間も長時間作業を行っていると計算ミスの1つ出てくる可能性も高い。

その部分は機械に任せればミスもなく仕事をこなしてくれるだろう。

 

しかし、

レジは精算す場所でもあるが、

接客によってコミュニケーションが生まれる場所でもある。

有名なレジ打ちの人のレジには長蛇の列ができることもある。

お店のブランドとして接客を心掛けているお店では、

気持ちのいい買い物ができる。

 

 

それぞれに長所があって、短所もある。

 

全てを補完するという考えは、

やはり妥当ではない。

 

 

 

自動精算レジの前に立ち尽くし、

私は一人考えこんでいた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

はっとする、、

 

「あ、すんません、すぐ会計しますね、、、苦笑」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

まだまだ周りが見えていないようだ。

もっと日常に敏感になろう。

 

便利さもいいが、たまにはめんどくささを感じるのも楽しい気持ちになる。

私は割とレジの人は特徴あったりしておもしろいし、

「うわなんか声ちっちゃいな」なんて思いながら並んでる。

なんか人間味があって、買い物してる気分になってるのかもね。笑

 

 

 

 

よっし、今日もはりきって行こうか(-ωー)